코끼리만 걷자!?

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K院生ライフVol.2-韓国学科って何学ぶ?1学期目の授業を紹介!-

こんにちは!
今日は私の大学院の授業について紹介しようと思います!

私の学科は、3学期目までに33単位と4学期目に論文(論文トラック)か、3学期目までに33単位と4学期目に3単位(非論文トラック)が選べます(3学期終了時までに選択)。

なので、1学期目・2学期目に4科目(12単位ずつ)、3学期目に3科目(9単位)を取得するのが一般的のようです。3学期目には卒業に必要な総合試験もあるので、3学期目は少な目に履修するのがよさそうです!

まずは、不安でいっぱいだった私の1学期目の授業について、内容や重さを紹介しようと思います☺

時間割紹介

まず、1学期の時間割がこちら!
(大学院生はエブリタイムが使い物にならず…ほかの時間割アプリを使っています)

1科目75分×2で構成されています。

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履修科目をまとめると以下になります🎈

月12:30-15:15 Special Topic in East Asian Studies(英語開講)
月18:30-21:15 한국문화의 이해(韓国文化の理解)※他学科
火15:30-18:15 광고로 읽는 한국사회문화사(広告から見る韓国社会文化史)
水09:30-12:15 한국의 가족 문화(韓国の家族文化)

よく「韓国学科って何を学ぶの?」と聞かれるんですが…
上記の科目を見てわかる通り…ざっくり、韓国に関する文化全般です!昔から今まで、固いテーマから近代のポップなテーマまで…本当に全部です!


各授業紹介

①Special Topic in East Asian Studies

この授業のテーマは「東アジアの食文化」でした!
私の専攻にはあまり設置のない貴重な「英語開講」の授業です🏃‍♀️

韓国・中国・日本・北朝鮮を中心とした食文化とその背景について理解を深めます。
食文化の比較で終わらず、政治学的、女性学的、様々な角度から食文化が各国でどのように発達し、受け入れられ、変化してきたかを考えるので面白かったです🌟

日本のテーマでは、「お弁当のクオリティが高いこと=良い母の象徴か?」「キャラ弁の是非」などが議題に上がり、外国には日本のお弁当ってこういう風に見えてるんだ~と逆に勉強になりました…👀!

授業形式は、最初に先生の講義 > 毎週二人ずつ、決められた論文をもとに要約と発題 > 自由に討論 という流れで進みました。発題は学期で1回回ってきます。その他、中間課題のペーパー(5枚)、期末課題のプロジェクト(発表)とペーパー(10枚)がありました💦

授業は英語で進行し、みんなの会話を聞き取ることに必死で全然議論には参加できませんでしたが…教授は最大限の理解をしてくれて優しかったです。。

事前にメールで問い合わせたので、韓国語で課題は提出してもいいと許可をいただきましたが、せめてもの誠意で英語で提出しました🥲

 

②한국문화의 이해(韓国文化の理解)

この授業は、他学部設置の科目ですが、私の学科長の担当する科目でもあり初学期にオススメされていたので取ってみました🌼(卒業単位33単位のうち、12単位まで他学科・他大学GSISの授業も履修可能です!)

社会人も受けられるように18:30~の授業なので、正直眠くなってしまうことも多々(笑)😂

儒教などの考え方や歴史的文化財をもとに韓国文化の発展について講義があり、後半では韓国ドラマやKpopに関するテーマも扱われました。

中間と期末にチーム課題として「韓国文化を自ら体験/調査し、紹介する」というものがありました。中間では選定テーマを紹介、期末では体験/調査結果の発表です。私のグループでは、国別にInstagramの使用率と使用場面を比較し、韓国Z世代にとってのInstagramの需要の高さを発表しました🌞他にも、ミーム文化、ゲーム文化、カフェ文化、飲み会文化など様々な題材を取り上げていました!

個人課題は、学期末にレポート「チーム課題の結果から考えること(5枚)」でした。
比較的課題はゆるめの授業だったなーと思います!

 

③광고로 읽는 한국사회문화사(広告から見る韓国社会文化史)

この授業は、韓国の昔の新聞広告を振り返りながら、韓国のファッション、コスメ、薬、書籍など多様な文化の変遷を学ぶ授業です。

基本的に上記のテーマごとに2~3人のグループを作り、毎週一人20分、チームで1時間ほどの発表のあと教授による講評と自由討議をします。

20分分の発表原稿とスライドを用意するのは結構大変で、どのテーマを誰とやるかはかなり重要な印象を受けました💦みんなスライドのクオリティがかなり高いので慌ててcanvaに登録したのを覚えています(笑)

昔の新聞広告を振り返るので、日本の影響を受けていることも多く、日本との比較についても多々触れられるので、自分の認識ととらえ方が違うように感じることもあって新しい感覚でした。

この授業の個人課題は、韓国の文化を1つ選び、広告を振り返って10枚のレポートにまとめることです。この先生の授業は、長い時間発表することや多く書くことが重要なのではなく、指示を守ることを重視する先生なので、変に「もうちょっと書いたほうがいいかな…」といった気負いがない点で安心でした🩷

 

④한국의 가족 문화(韓国の家族文化)

一学期、最も苦しんだのがこの科目です。。(朝も早いし…)

内容は科目名通り、韓国の家族文化について、家父長制やキロギアッパ、多文化家族、同性婚への理解、片親家庭への支援など近年の政策などについても学びます。

授業形式は、最初に先生の講義 > 毎週二人ずつ、決められた論文をもとに要約と発題(15分) > 自由に討論 という流れです。発題は学期で1回回ってきます。

その他、中間課題には書評(6枚)、期末課題は家族文化について自由テーマでペーパー(12枚)がありました🤔書評は大変すぎて…どこに行くにも本を携帯して少しでも読むようにしていました😿その時の様子を写真で載せておきます🐰

各課題は、授業中に扱った論文からの一部引用も指定回数しなければならず、思うように書けない点も苦労しました💦

 

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課題図書を読み始めた日記念

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同期はもう読み終わって書き始めたという報告を受けたのにまだ序盤を読んでいることに焦った日

 

まとめ

いかがでしたか?
「大学院は大変」というイメージがあるかもしれませんが、授業自体の数は多くなく、学校にいる時間はそんなに長くありません

ただ、計画性がないと課題に追われ続けます🏃‍♀️

私の時間割からもわかるように、水曜の午後から日曜までは自由時間なので、アルバイトや課外活動など自分のしたいこともできます🩷

課題は、つい一生懸命やらないと!と気を張りがちですが、すべてに全力で向き合ってると私生活もおろそかになるので、「ある程度諦める気持ちも大事」だと、1学期目に悟りました。おしゃれなカフェを上手に使って気分転換も大事ですね🌟

 

また2学期の授業も紹介出来たらと思います!
すこしでも大学院の授業について参考になれば幸いです!